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ヨハネ第二書
🔝
〘497㌻〙
第1章
1
長老
ちゃうらう
、
書
ふみ
を
選󠄄
えら
ばれたる
婦󠄃人
ふじん
および
其
そ
の
子供
こども
に
贈
おく
る。われ
眞
まこと
をもて
汝
なんぢ
らを
愛
あい
す。
啻
たゞ
に
我
われ
のみならず、
凡
すべ
て
眞理
まこと
を
知
し
る
者
もの
はみな
汝
なんぢ
らを
愛
あい
す。
2
これは
我
われ
らの
衷
うち
に
止
とゞま
りて
永遠󠄄
とこしへ
に
偕
とも
にあらんとする
眞理
まこと
に
因
よ
りてなり。
3
父󠄃
ちち
なる
神
かみ
および
父󠄃
ちち
の
子
こ
イエス・キリストより
賜
たま
ふ
恩惠
めぐみ
と
憐憫
あはれみ
と
平󠄃安
へいあん
とは、
眞
まこと
と
愛
あい
との
中
うち
にて
我
われ
らと
偕
とも
にあらん。
4
われ
汝
なんぢ
の
子供
こども
のうちに、
我
われ
らが
父󠄃
ちち
より
誡命
いましめ
を
受
う
けし
如
ごと
く
眞理
まこと
に
循
したが
ひて
步
あゆ
む
者
もの
あるを
見
み
て
甚
はなは
だ
喜
よろこ
べり。
5
婦󠄃人
ふじん
よ、われ
今
いま
なんぢに
願
ねが
ふは、
我
われ
らが
互
たがひ
に
相
あひ
愛
あい
すべき
事
こと
なり。これは
新
あたら
しき
誡命
いましめ
を
書
か
き
贈
おく
るにあらず、
我
われ
らが
初
はじめ
より
有
も
てる
誡命
いましめ
なり。
6
彼
かれ
の
誡命
いましめ
に
循
したが
ひて
步
あゆ
むは
即
すなは
ち
愛
あい
なり、
汝
なんぢ
らが
初
はじめ
より
聞
き
きしごとく
愛
あい
に
步
あゆ
むは
即
すなは
ち
誡命
いましめ
なり。
7
人
ひと
を
惑
まどは
すもの
多
おほ
く
世
よ
にいで、イエス・キリストの
肉體
にくたい
にて
來
きた
り
給
たま
ひしことを
言
い
ひ
表
あらは
さず、
斯
かゝ
る
者
もの
は
人
ひと
を
惑
まどは
す
者
もの
にして、
非
ひ
キリストなり。
8
なんぢら
我
われ
らが
働
はたら
きし
所󠄃
ところ
を
空󠄃
むな
しくせず、
滿
み
ち
足
た
れる
報
むくい
を
得
え
んために
自
みづか
ら
心
こゝろ
せよ。
9
凡
おほよ
そキリストの
敎
をしへ
に
居
を
らずして、
之
これ
を
越
こ
えゆく
者
もの
は
神
かみ
を
有
も
たず、キリストの
敎
をしへ
にをる
者
もの
は
父󠄃
ちち
と
子
こ
とを
有
も
つなり。
10
人
ひと
もし
此
こ
の
敎
をしへ
を
有
も
たずして
汝
なんぢ
らに
來
きた
らば、
之
これ
を
家
いへ
に
入
い
るな、
安
やす
かれと
言
い
ふな。
11
之
これ
に
安
やす
かれと
言
い
ふ
者
もの
は、その
惡
あ
しき
行爲
おこなひ
に
與
くみ
するなり。
12
我
われ
なほ
汝
なんぢ
らに
書
か
き
贈
おく
ること
多
おほ
くあれど、
紙
かみ
と
墨
すみ
とにて
爲
す
るを
好
この
まず、《[*]》
我
われ
らの
歡喜
よろこび
を
充
みた
さんために
汝
なんぢ
等
ら
にいたり、
顏
かほ
をあわせて
語
かた
らんことを
望󠄇
のぞ
む。[*異本「汝ら」とあり。]
13
選󠄄
えら
ばれたる
汝
なんぢ
の
姉妹
しまい
の
子供
こども
、なんぢに
安否
あんぴ
を
問
と
ふ。
〘363㌻〙
497㌻